明日だけを願っていればいい
先に戒めとして…激重懐古野郎を卒業したい。とりあえず、担降りした日を振り返って文章を書くのはこれを最後にする。*1
次にこういうブログを書くのはめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ嬉しいことがあったときにします!ね。言霊。
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2015年5月にTravis Japan宮近海斗くんに担降りをして、5年が経った。もう5年か、とも、まだ5年か、とも思う。少なくとも「あっという間」だった。この感想がいちばん正しい。
5年間、みやちかくんのことだけを一途に見つめていたかと聞かれたら、答えはノーだ。
そもそも、対アイドルにおいての「一途」ってなんだろう。たぶん、アイドルを「応援する」という抽象的な動詞において、明確に数値的に決まっていることなんてひとつもない。人がいればそれだけ、その人の価値観だったりスタイルがあるものだと思う。
その前提を持った上で、敢えて大数の人々が想像するであろう(と、わたしが考える)「一途」の定義からはハチャメチャに逸れた5年間だった。
まず、みやちかくんに担降りしてからすぐにHey! Say! JUMPの岡本圭人くんをすきになった。急に。なにが引き金だったのかはあんまり覚えていないけれど、2015年末からJUMP結成十周年の2017年アリツアオーラスまで、彼の優先順位はわたしのなかで上の方だった。
友達からも「で、結局だれがすきなの?」と言聞かれて、「みやちかくんが担当だけど、圭人みたいな人間がすきなの」と返していた。実際に掛け持ちという立場になろうと思って行動したが、わたしの性格上気持ちの釣り合いが取れなかった。
2016年10月に上演された応援屋を観て「やっぱり、みやちかくんがだいすきだなあ」と改めて思った。
それでも他のグループの現場は行く。最近まで北海道に住んでいたから、たぶん他の地方会場よりもチケットが取りやすい。北海道の人、「北海道に来てくれるグループのコンサートは行く」っていう人がたくさんいると思う。実際わたしもそのひとりだった。
それに加えて今は関西ジュニアにも手を出して、大阪に月一ペースで行く予定もあった。*2そんな風に勢いと気まぐれで生きているわたしを見て、友達は「節操がないよね」とか「東京に引っ越したのに結局どこの人かわかんないね」などと言う。たしかにそうだな…と思う、しみじみと。
たぶん、知識欲があちこち分散されて収集がつかなくなっているんだと思う。新しいことを知りたい、と1,2年置きに思い立つ瞬間があって、今は偶然か必然か、ジャニーズのグループをぐるぐるしているけれど*3たぶんこれはフィールドがかわっても動かない、わたしの特徴な気がする。
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こんなとっちらかっているわたしにも、こだわりはある。今のわたしにとって、宮近海斗くんほど「担当」と呼びたい人はいない。
2020年5月のわたしが考える「担当」の定義は至極単純だ。「担当」は「いちばんすきなアイドル」を指す。
例えば、「今後ひとりのアイドルのコンサートにしか行ってはならないし、その人のグッズしか買ってはいけないよ」と言われたらわたしは、迷わずにみやちかくんを選ぶ。
アイドルを、というか人をどうこう比べたり順列をつけたくはないし*4ひとくちに「すき」と言ったって色んな感情がある。自分の理想、憧れ、似てるから好ましい、真逆だから惹かれる、単純に顔が好み、一緒に時間を共有したい、遠くから眺めていたい、エトセトラ。
わたしにとってアイドルをすきなことは、なにかの手段でも方法でもない。わたしはアイドルがすきで、それがわたしを語る上で大きな要素となっていることは事実だけれど、彼らを道具にしたいわけじゃない。
ただすきだから、姿を見たいし声を聞きたいし、会いに行きたい。それはある意味一方的な行為でいいと思っている。与えられたものを受け入れ肯定して、難しいことをいちいち並べないで、楽しくいられたらそれでいいんだ、と今は思う。
こうやって思えるようになるまで、5年かかった。この5年間、趣味のことなのに人にどう見られているか、とか、アイドルを応援する上での「正しさ」とか、いろんなものさしと天秤を使って生きていた。自分の尺度も人の尺度もいよいよ使い尽くし、その結果に落ち込んだり投げやりになったり、極端だったなあと今なら思える。
でもそういう時期を経たから、わたしはいちばんシンプルな答えを見つけて、それに納得している。
いろんなすきの形がある中で、わたしのアイドルへの「すき」の集大成は、まぎれもなくみやちかくんへの「すき」だ。アイドルに対しての感情すべてをぎゅぎゅっと凝縮して箱につめたら、みやちかくんがいちばんすきだな、ということに気づいた。だから彼の「担当」をやっている。
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みやちかくんを知って、「この子を応援する」と思った瞬間からずっと、今もかわらず、みやちかくんのパフォーマンスほど緊張し、心が踊り、胸がじわっと熱くなるものはない。本当に、出会ってくれてありがとう。
もしかしたらわたしは、ファンというよりオタクというより、消費者でしかないのかもしれない。わたしはわたしの欲しいものを選ぶし、要らないものを取っておこうとは思わないから。
でもそれでも、間違いなく君の未来が明るいものになればいいと心から思っているし、もしできるならば、その過程をこれからも遠くから見させてもらえたらなあと思います。
これからもみやちかくんの笑顔が咲き誇る世界でありますように!あなたの心がいつも穏やかでありますよう。